日本百名山完登計画

攻略モデルケース

3年 · 5年 · 7年 · 山名つき · 縦走込み

100座を難易度の低い山から並べた参考モデルです。居住エリア順にはしていません(住む場所が違うため)。 縦走は専門家パックの定番セットを年次に組み込み、順番の理由も明示しています。

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前提

初心者は7年プランから見てください。最初の数年は筑波・美ヶ原・霧ヶ峰など易しい日帰りを置き、 初めての縦走は甲斐駒ヶ岳 × 仙丈ヶ岳からです。槍穂・剱・南ア南部は経験が揃ってから。

3プランの条件比較

項目 7年 5年 3年
向いている人 初心者・余裕重視 働きながら標準 縦走慣れ・高頻度
月あたり遠征 1〜1.5回 1.5〜2回 2.5〜3回
最初の縦走 4年目・甲斐駒×仙丈 3年目・甲斐駒×仙丈 2年目・甲斐駒×仙丈ほか
槍穂・剱 5〜6年目 4年目 2〜3年目

なぜこの順番か

  1. 易しい山から — 体力・判断・装備の基礎を難所の前に作る。初心者は低難度の日帰りを飛ばさない。
  2. 居住地順ではない — 拠点は人それぞれなので、モデルは経験の積み上げ順。実計画は完登計画で拠点最適化。
  3. 縦走は定番セットから — 甲斐駒×仙丈 → 北岳×間ノ岳・立山×剱 → 槍穂・南ア南部。パック定義が正。
  4. 難所は後ろ — 槍・穂高・剱・五竜・南ア深部・宮之浦などは、岩稜と複数泊の経験後。

初心者の基本 · 余裕のある持続型

7年プラン(100座・山名つき)

無理なく続けたい人向け。最初の3年は易しい日帰り中心。縦走は4年目の甲斐駒×仙丈から。

月ペース
1〜1.5回
1回の日数
1〜2日(年数回だけ3日)
年あたり
約14座
縦走開始
4年目
  1. 1年目 · 14座 · 超初級の日帰り

    この順番の理由体力★〜★★・整備された日帰り中心。難易度を上げず、ペース・装備・撤退の基礎だけを固める。居住地は問わず、まず簡単な山から。

  2. 2年目 · 14座 · 初級の日帰り

    この順番の理由距離や標高が少し伸びるが、まだ日帰り中心。技術より持久力を段階的に上げる。

  3. 3年目 · 14座 · 中級単独

    この順番の理由岩場・樹林・稜線の要素が増える中級単独。縦走に入る前の足場づくり。

  4. 4年目 · 14座 · 1泊入門+初めての縦走

    この順番の理由1泊を定番化。甲斐駒×仙丈の短め縦走で、複数座のリズムを最初に覚える。木曽駒は単独で足慣らし。

    縦走プラン(この年にまとめる)

  5. 5年目 · 14座 · アルプス定番縦走

    この順番の理由本格アルプスへ。北岳×間ノ岳と立山×剱を核に。空木は中央アルプスの仕上げとしてこの年へ。

    縦走プラン(この年にまとめる)

    • 北岳 × 間ノ岳白峰三山の王道縦走。単独よりセットの方が効率・撤退判断とも有利(農鳥も可)
    • 立山(大汝山) × 剱岳室堂ハブの連登・縦走。立山で高度順応し、経験が揃ってから剣へ
  6. 6年目 · 14座 · 難所縦走・核心

    この順番の理由槍穂・後立山・南ア南部など難所を体力ピーク期に。悪天の予備週末を厚くする。

    縦走プラン(この年にまとめる)

  7. 7年目 · 16座 · 遠方・残件

    この順番の理由遠征が長い座・離島・岩稜の残件仕上げ。遅延や再挑戦の予備枠にも使う。

この条件で完登計画へ 期間7年 · 月1回 · 最大2日

働きながら完登の標準

5年プラン(100座・山名つき)

月1〜2回が現実的な人向け。1〜2年目は初級〜中級、3年目から短め縦走、4年目に核心縦走。

月ペース
1.5〜2回
1回の日数
2日中心(夏だけ3日)
年あたり
約20座
縦走開始
3年目
  1. 1年目 · 20座 · 初級固め

    この順番の理由難易度の低い日帰りを先にまとめ、完登の習慣を定着させる。初心者はここを飛ばさない。

  2. 2年目 · 20座 · 中級単独

    この順番の理由中級単独へ移行。距離・標高を上げ、1泊の感覚を少しずつ入れる。

  3. 3年目 · 20座 · 短め縦走+アルプス入門

    この順番の理由短め縦走(甲斐駒×仙丈)とアルプス入門座。近い未登は単独にせずセットを優先する練習期間。

    縦走プラン(この年にまとめる)

  4. 4年目 · 20座 · 核心縦走

    この順番の理由北岳間ノ・立山剱・槍穂・南ア南部など核心縦走を夏の適期に集中。経験が揃った段階の年。

    縦走プラン(この年にまとめる)

  5. 5年目 · 20座 · 遠方・残件

    この順番の理由遠方・離島・残難所の再挑戦。連休でまとめる。

この条件で完登計画へ 期間5年 · 月2回 · 最大2日 · 縦走優先

縦走前提 · 高密度

3年プラン(100座・山名つき)

週末ほぼ登山できる/夏に複数泊が取れる人向け。1年目でも難所は入れず、2年目に定番縦走を集中。

月ペース
2.5〜3回
1回の日数
2〜3日(夏は長め)
年あたり
約34座
縦走開始
2年目
  1. 1年目 · 35座 · 初級〜中級の圧縮消化

    この順番の理由初級〜中級を圧縮して消化し、後半に備える。この年は難所の槍穂・剱・南ア南部は入れない。

  2. 2年目 · 35座 · アルプス定番縦走

    この順番の理由アルプス核心の縦走年。甲斐駒仙丈・木曽駒空木・北岳間ノ・立山剱をパック定義どおり複数座で組む。

    縦走プラン(この年にまとめる)

    • 甲斐駒ヶ岳 × 仙丈ヶ岳北沢峠拠点の定番。南アでも取りつきやすく、初めての百名山縦走に向く
    • 木曽駒ヶ岳 × 空木岳中央アルプス主稜(宝剣経由)。木曽駒で足慣らし後に空木へつなぐ
    • 北岳 × 間ノ岳白峰三山の王道縦走。単独よりセットの方が効率・撤退判断とも有利(農鳥も可)
    • 立山(大汝山) × 剱岳室堂ハブの連登・縦走。立山で高度順応し、経験が揃ってから剣へ
  3. 3年目 · 30座 · 難所・遠方の仕上げ

    この順番の理由槍穂・南ア南部・遠方・残難所の仕上げ。天候遅延の予備をこの年に厚くする。

    縦走プラン(この年にまとめる)

注意点

  • 夏の悪天・規制で一気に遅れやすい
  • 体力・怪我の回復余地が薄い
  • 初心者がそのまま真似すると負荷が高すぎる → まず7年か5年を推奨

この条件で完登計画へ 期間3年 · 月3回 · 最大3日 · 縦走優先